現在、小笠原モチーフや素材を使ったオリジナルアクセサリーを製作しており、今回は前回に続き、だんだんと形になってきたところの途中経過を掲載したいと思います。
ばばばばーん。


実はこれ、バチカンです。
バチカンとは、ペンダントの上部にチェーンを通すためについている(ロウ付けされている)小さなパーツです。
このデザイン、小笠原の固有種のムニンノボタンの葉をイメージしております。


葉脈がスッと入って、清楚だけど凛とした強さがある感じで、ムニンノボタンの葉、大好きです。
このムニンノボタンの葉をデザインモチーフにしようと思った訳ですが、上記の理由で好きなのと、小笠原でとれるメノウ石が、磨くととても綺麗な乳白色だからです。
それはムーンストーンのように綺麗で、私は小笠原のメノウ石のことを勝手にムニンムーンと命名して呼んでいます(^-^)

このムニンムーンをアクセサリーにしたいと考えていたのが、オリジナルアクセサリーを作ろうと思ったきっかけです。
ムニンノボタンのお花はムニンムーンのように白くて素敵なお花なので、葉のデザインのバチカンともきっとマッチすると思います(^-^)
こちらのオリジナルデザインバチカンには、先程の小笠原のメノウ石のムニンムーンをはじめ、固有種の小笠原桑などのルース(磨いたもの)を留めることでさらにオンリーワンにしていきます。
石の枠はあまりコテコテのデザインにならないよう、至ってシンプルにする予定です。
素材はシルバー925となっており、同じパーツでピアスも製作していきます。
今回のパーツ画像の後の作業としては、できたデザインを型取りして、複数のパーツ(バチカン、ピアスパーツを作る)を作る作業に入っていきます。
ちなみに今回これらシルバーパーツの製作をしてくださっているのが、埼玉県飯能市にあるシルバーアクセサリーショップ、「Desert Rose」というショップのクラフトマン、太陽さんです。
細部の細部まで、手作業!!
何年も前からお世話になっておりますが、変わらずずっとお仕事が丁寧で早く、アドバイスも的確。何よりも嬉しいのがこちらの曖昧なイメージを汲み取って下さるのがうまくて素敵!!
今回は当ブログ管理人がデザイン担当しておりますが、Desert Roseさんではデザインから製作、お渡しまで一連の作業を、数多くのオーダーメイドで経験されているので、安心して製作を任せられるクラフトマンさんです。
石の枠留めなども太陽さんが担当してくださるので、楽しみでなりません。
次回このアクセサリーカテゴリでは、オリジナルアクセサリーに使用する小笠原の石や素材について書こうかなとと思います。
長々お読みいただき、ありがとうございました。
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